フリーランスエンジニアの実態は?正社員との比較、負け組の特徴も紹介!

  • 実態を知りたい。
  • 正社員との比較(将来性、安定性)
  • 負け組の特徴って何?

これらについて、

  • 現役フリーランスエンジニアが語る実態【裏話】
  • フリーランスエンジニアVS正社員。将来性・安定性を考えると?
  • 負け組になるフリーランスエンジニアの特徴は?

の3項目で紹介します。

現役のWebフリーランスエンジニアであり、今も案件を貰って仕事をしています。
そのため、あなたから見ると少し先の先輩にあたります。先輩からの助言と考え読んで頂ければ幸いです。

目次

現役フリーランスエンジニアが語る実態【裏話】

現役フリーランスエンジニアが語る実態【裏話】

現在フリーランスエンジニアは大きく分けて2つのタイプに分かれます。

  • 案件が全くと言っていいほどない。
  • 案件は多いけど、単価が安く低賃金になっている。

詳しく見ていきましょう。

案件が全くと言っていいほどない。

案件が全く無くどうして良いか右往左往している方です。
フリーランスになると「営業」が必要不可欠になってきます。会社員時代は、営業が獲得してきた案件を実装して納品することが多いかと思います。
ですが、独立してフリーランスになると、仕事も自分で獲得してくる必要があります。

「待っていれば勝手に仕事が来る」という状態ではありません。会社員と大きな違いです。

そのため、案件が全くと言っていいほどない人は「営業不足」と言えます。
では、どのようにして営業をして案件獲得していくのか。

詳しくはこちらに書いていますが、要点をお伝えします。
→ フリーランスが営業せずとも案件がドンドン来る魔法のような裏技とは?

貯金がなくお金に不安がある人は「フリーランスのお仕事紹介エージェント」へ登録、貯金はあるため中長期的なプランを描ける人は「営業マンを見つける」ことになります。

ここでは、お仕事紹介エージェントについて解説します。
読んで字の如く、あなたを含めてフリーランスの人に仕事を紹介してくれる仲介会社です。

営業を代行してくれる会社となります。案件数も多く、給料も高額な傾向があります。
会社へ登録しますと、こんな案件を紹介できます!いかがですか?という流れになります。

デメリットとしては、客先常駐が多く、フリーランスのメリットである「在宅」がなくなる可能性があります。
以前勤めていた会社が客先常駐の人にとっては、今まで通りの働き方になります。

営業マンを見つける方法については、こちらを参考下さい。
→ フリーランスが営業せずとも案件がドンドン来る魔法のような裏技とは?

案件は多いけど、単価が安く低賃金になっている。

クライアントとの繋がりが切れることが怖く、低賃金で案件を請け負っている人です。

私も当時、自分の技術力がイマイチわからず相場感が不明なことがありました。
また、クライアントとの縁が切れることも非常に恐れていましたので、理解出来ます。

では、私がどうやってこの問題を解決したのかと言えば「クライアントとの縁を切れる覚悟で費用を上げた」です。

まず「あなた自身が年収いくらほしいのか」を決めて下さい。そこから、月収・時給と逆算してくことが可能です。
案件が多いあなたは1案件にかかる時間を出すことは出来る段階です。

計算すると本来貰えるはずの料金が出てきます。それを次回からクライアントに提示して下さい。
もし「高い!」とか「以前はこれより安い金額で請け負ってくれたのになぜ?」と聞かれることもあるかと思います。

その場合は
「お陰様でクライアント様が多くなり、先月より一律で時給(料金)をあげさせて頂きました。ご了承下さい。」
などとお伝え下さい。

料金を上げて契約しないクライアントとはそれまでです。新しいクライアントを見つけましょう。
→ フリーランスが営業せずとも案件がドンドン来る魔法のような裏技とは?

ただし、元々時給2,000円だったものを10,000円にするのはクライアントもびっくりするので、避けましょう。
時給1,000〜1,500円UPであれば納得して頂けるクライアントも出てきます。

私自身は時給1,000円UPした所、クライアントから質問も何もございませんでした。
今まで通り契約して頂けました。

まとめ

  • 案件が全くと言っていいほどないフリーランス:営業頑張りましょう。
  • 案件は多いけど、単価が安く低賃金になっている:時給単価の交渉頑張りましょう。

フリーランスエンジニアVS正社員。将来性・安定性を考えると?

フリーランスエンジニアVS正社員。将来性・安定性を考えると?

結論から言えば「フリーランスエンジニア」です。

理由は、クライアントがあなたのファンとなる可能性があり美味しい案件を回してくれる、倒産という概念がない、いざとなれば正社員への転職が可能というメリットが多いからです。

クライアントがあなたのファンに

会社員の場合、クライアントがあなたのファンになることは少なく、その会社のファンになることが多いです。
「A会社の人は優秀だ。次からもA会社に制作依頼しよう」ということです。

A会社の印象を良くした所であなたの人生へ影響することは少ないでしょう。
(給料が多少あがる可能性はありますが)

しかし、フリーランスになりますと「あなたは優秀だ!次からもあなたに制作依頼しよう」ということになります。
つまり、あなたが制作する制作物に対して評価されファンになってもらえます。

ここまで来れば、あなたへの信頼度が高いことになるため、美味しい案件や新しい案件を回してくれる可能性がグッと高くなります。

倒産という概念がない

もしあなたが会社員の場合、急に会社が倒産しましたらどうしますか?
「やばい!転職活動をしないと」ということになるかと思います。

人生において転職は大きなポイントになります。そのポイントを会社が全て握っていることになります。
よって、あなたがどれだけ会社へ貢献したとしても、会社が倒産してしまえばそれまでです。

フリーランスの場合、急な倒産ということはなく、方向転換もあなた自身でコントロールすることが可能です。
例えば「今年の前半6ヶ月間は真剣に働こう!その後、残りの6ヶ月は仕事を減らして自由時間を増やそう」ということも可能です。

会社員では出来ないことです。

いざとなれば正社員への転職が可能

フリーランスになると正社員への転職は出来ないのではないか?

あなた含めてそう思っている人がいるのではないでしょうか。結論としては「フリーランスから正社員への転職は可能」です。
それは私自身が証明しました。

私は2度目のフリーランスです。1度失敗し、正社員へ転職しました。その後、再度独立しています。 1度失敗して正社員に戻る時、面接などでデメリットはありませんでしたか?

面接などにおいてデメリットはありませんでした。

面接時に「この期間は何をしていましたか?」と質問されることはありました。
「フリーランスをしていましたが、失敗しました。失敗した理由は営業不足であり、そのことを痛感しています。」
「経験を通して、営業することの難しさを学んだため、営業に対する見方や考え方が変わりました。」
と伝えた所、何も問題ありませんでした。結果的には内定先は5社ありました。

要は「失敗することが悪いのではなく、失敗の経験をどう生かして行くのか」が必要となります。
私はフリーランスをしたから、会社員しか経験していない人と違いますということをアピールすれば問題ありません。

1年間だけ、中小企業の人事総務をしていた経験があります。
もし、私みたいに失敗して転職してきた人がいれば、上記のような回答で問題ありません。

理由は「失敗から学ぶ力がある。」「経験値がある。」この2点を持っているからです。

フリーランスエンジニアばかり優遇しているけど、本当に正社員はダメなの?

そういうことはありません。フリーランスエンジニアにもデメリットはあります。

例えば、初年度(独立1年目)の年収は正社員に比べて低くなります。
これは、クライアントを見つけるなど今までは違う仕事が必要になるためです。

そのため、貯金がなくフリーランスエンジニアとして独立する場合、初年度の年収は期待しない方が良いです。
もちろんこれはあなたの行動次第によって、大きく変わります。

初年度から大きく稼ぎたい人は、お仕事紹介エージェントへ登録することをオススメします。
最初からクライアントを紹介してくれるため、手間暇を省くことが出来、あなたは制作に集中することが出来ます。

負け組になるフリーランスエンジニアの特徴は?

負け組になるフリーランスエンジニアの特徴は?

「行動しない」「他責にする」が私の結論です。

行動しない

会社員含めて一部の人は「言われたものだけやっておけば良い」という思考になっています。
確かに会社員の場合は、それで給料を貰うことが出来ます。ですが、フリーランスはそれ以上のことを求められる場合もあります。

あなたに質問です。もし、あなたが経営者であり人を雇う事になった場合、

  • 言ったことしかやらない従業員
  • 言ったことプラスαのことを提案してくれる従業員

どちらを採用したいですか?

後者の方が多いかと思います。フリーランスの場合も同じです。
クライアントからすると「言ったことしかやらないフリーランスエンジニア」より「色々提案してくれるフリーランスエンジニア」の方を重宝します。

この違いは何か?行動できるかできないかです。
行動出来ると、提案することにも繋がるため結果としてクライアントに対して好印象を持たれます。

他責にする

「仕事が無いのは◯◯のせいだ!俺は悪くない!」と思っている人はいないでしょうか?
もし、他責にしている場合、フリーランスとして負け組になる可能性があります。

フリーランスは自由な反面、全て自己責任となります。
何かを失敗したのもあなたが原因です。

他責にしたくなる気持ちは非常にわかります。私も他責にしたくなる場面は多くあります。
「その仕様、聞いてない。あとで追加は勘弁してほしい」
「納期、前と違って早くなってきたし」
など、クライアントに対して思うことはあります。

ですが、他責にしたところで状況はなにも変わりません。
他責にするのではなく「現状をどう良くしていくのか」を考えて下さい。

「仕事が無いのは◯◯のせいだ!俺は悪くない!」

この場合、営業活動は出来たのだろうか?営業活動が出来ていない場合、どうやって営業活動をしようかな?調べてみよう。という思考になれば問題ありません。

要は「自分の範疇で出来ることをしましょう」ということです。
営業活動の方法は様々ありますが、例えば企業へメールを送ると言ったこともあります。
もし、それが出来ていない場合、とりあえず送ってみることで何か変わることもします。

まとめ

負け組になるフリーランスエンジニアの特徴は

  • 行動しない。
  • 他責にする。

行動することで何かが変わります。他責にするのではなく、自分の範疇で出来ることをしましょう。

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